今月のBest MOTORing

今月号は久しぶりにかなり面白かった。


今月号はテンロクまでのコンパクトカーと、Zロードスターを始めとするオープンカーの特集。 コンパクトカーは、ルポGTI、スズキスイフト、フィット、シトロエンC2、コルトラリーアートがエントリー。シトロエンC2の存在は今まで知らなかったんだけど、2ペダルシフト(平たく言うとクラッチのないMT)を搭載している事と、ストロークたっぷりのサスセッティングがなかなか良さそう。近くにディーラーがあれば乗りに行って来ようかな、と思わせるクルマだった。筑波バトルはこの手のクラスでは珍しく5LAPバトルとなり、各車共パワーは大差がないのであちこちで超接近戦のバトルが続く。以下、ネタバレありなので‥





加速ではルポGTIが一番速く、2LAP目の途中までは先行するものの、スイフトに125万円分のパーツを付けたS1プラスというモデルのコーナリングが速く、コーナリング中にルポが抜かれる。まぁ、ルポはコンフォート系のタイヤを履いているから仕方ないんだけどね。それにしてもVW社のクルマはどれも意外に加速性能がいい事に驚かされる。1月号の欧州車バトルでもGOLFの加速性能は素晴らしく、エンジンのスペックは平凡ながら6ATのお陰で他車(特にBMW1シリーズ)よりも圧倒的に速かった。自分も試乗した時に2Lでも十分以上に加速するな〜と思ったけど、比較映像を見て改めて納得。今回もルポGTIは断トツに加速が良く(これも6MTのお陰)、意外とこの辺りにも力を入れているんだなぁ‥と思った。もちろん足もかなり良さそうだった。あのガンさんも「楽しい」と言ってたし、やっぱり一度試乗してみようと思う。乗ったら欲しくなりそうだけど‥(w

もうひとつのオープンカー特集では興味深い実験があった。0-400mでオープンにした時とクローズの時とで、どちらが速いか?というテスト。Z、BMW Z4、SLK55 AMG、BoxsterS等が出ていたが、全車共にオープン時の方がタイムがいいという結果。考えられる理由としては、収納したソフトトップの重さがリアに荷重となってトラクション性能が良くなっている、らしい。10へぇ〜(w ちなみに筑波のラップタイムも同様の結果が出ていた。その後の筑波バトルはSLK55 AMGの超圧勝(w 52.0kg・mという猛烈なトルクと、AMGチューニングの足回りとブレーキが完璧。異次元の速さを見せ付けていた。ちなみに、0-400mのタイムは12秒台と、インプレッサランエボあたりとほぼ互角という凄まじさ(w 960万円という価格は性能を考えるとメチャクチャ高いという訳ではないので、購入対象に入れておくとする。


SLK55 AMG 欲しい度:100点 / 購入現実度:宝くじ次第(w