GPLとは

リアルタイム表示パッチ適用後


GPLというソフトは1967年のF1をクソが付く程忠実に再現したソフトだから(←注:賞賛してるんですよ(w)、ラップタイムの表示ですら、もう1周回ってきた時に表示されるピットボードの数値を確認するしかなかった(←つまりそこに表示されるのは今走ってきた周ではなく、その前の周のタイムという事)のだが、最近になってリアルタイムにラップタイムを表示してくれて、且つ各セクター毎のタイムまで表示してくれちゃう素敵パッチの存在を知った。もちろん早速使ってみた。

これがとにかく便利。コースを4つに区切ったセクター毎のタイムを表示してくれつつ、それのベストタイムを記憶、上下段で現在のセクタータイムと比較してくれる。つまり、今の走りがベストタイムと比較してどうだったのかが一目瞭然という訳。更に、各ベストを繋いだ理論値を表示してくれる機能もあり、まさに至れり尽くせり。今時のソフトではあってもおかしくない機能だが、今まで無かっただけに感動もひとしお(笑)。文字じゃ分かりにくいので、そのパッチを公開しているサイトより 画像を拝借→画面上段真ん中あたりの2段表示されている数値がそれ

左上の数値は各タイヤの現在の温度表示で、これも初めて見た時には驚いた。セッティングの画面でタイヤの温度が表示され、それに合わせてキャンバーなどをいじっていくのだが、自分が想像していたよりも遥かに目まぐるしく温度が変わっていっているのだ。リアが流れればあっという間にリアタイヤの温度が上がるし、スピンなんかしようものなら一瞬でタイヤの温度が限界まで上がってしまうのが見て取れる。正直言って、ここまでの頻度で温度が変わっているとは思ってもいなかった。これを見てからタイヤ管理の大切さをしみじみと感じた次第。現代F1と違い、空力パーツの類を一切持たないため、グリップはタイヤとサスペンションに頼るしかなかったこの時代。しかもそのタイヤだって、現代のものとは比較にならないほどの低グリップ。つまりちょっとしたアクセルワークで、アンダーにもオーバーにもなってしまいタイヤに与える負担も大きい。だから凄くシビアな操作が要求される。しかしそれが熱い。(笑)

いずれにしろ、忠実なのは挙動だけで十分なので(笑)、この手のパッチは本当にありがたい、って事です。