考える信号機

考える信号機


「考える信号機」試験導入へ 交通量予測し自動切り替え

交通量を予測し、スムーズに流れるように最適の間隔で信号を自動的に切り替える「考える信号機」が登場しそうだ。警察庁は新たに開発した信号システムを試用することを決め、来年度予算の概算要求に盛り込んだ。車の走行時間が最大で2割近く減ったという実験結果も出ている。

こういう事に税金を投入するのは大歓迎。


これとは違うけど、歩行者用の信号機で「クルマが来た時だけ赤にする」っていうのをやっている所があったね。「渡る時に押して、青になったら渡る」っていう一般的な方式では「誰も押さないで赤のまま渡る」という、まぁアリガチな状態だった訳だけども、「クルマが来た時だけ〜」に変えてからは、みんなが信号を守るようになった、と。

この例は、「滅多にクルマが来ない路地」だから出来た方法かもしれないけど、こういう発想の転換って結構大切だと思うんだよね。本当に大切な事だけ強調する、っていうかさ、何でもかんでも垂れ流しにするから興味を引かなくなる→システム的に意味を為さなくなる訳で、守らない方が悪い、というより、守らないのは何故か?と考えない方が悪い、と、システムを作る側にいる人間としては肝に銘じて試行錯誤している訳です。


というか、考える信号機の方法って、既に導入していると思い込んでた。